▼ごあいさつ

              
群馬県保険医協会会長 木村 康

 
木村会長 HP

 

 
 ごあいさつ
  
 7月14日、第46回定期総会が無事終了しました。新年度予算、活動方針、新役員を決定し、新たな年度の出発です。
 総会のもう一つの魅力は、議事終了後の特別講演にあるように思います。今回は、吉野晶弁護士(前橋市・法律事務所コスモス)にお願いして「患者とのより円滑な関係構築のために」と題して講演いただきました。医療過誤訴訟事例を通して、多くの心構えや留意点を学ぶことが出来ました。
 さて、世の中では総会前後から選挙、選挙で騒がしい日々が続きました。
 改憲勢力の議席増という結果で参議院選挙が終わったばかりですが、総会当日は、東京都知事選挙の告示日でもありました。安保関連法案を契機に、国会前から吹き出した市民運動の風が、ここ群馬でも新しい風となって野党統一候補を生み出しました。ついこの間の出来事でしたが、都知事選においてもその流れは止まることがありませんでした。
 このような動きには、必ずしも賛成の人ばかりではないとしても、久しくなかったことでもあり、新鮮な驚きを持って迎えられているように思われます。
 私たちは、あくまで政治的には中立を保って活動していくというのが、皆で確認した姿勢です。協会として直接選挙に関わることがないのは当然ですが、保険医の権利を守り、県民・地域住民の命と健康を守るという観点で、しっかりと議論を深めていくことが大切だと考えています。その意味でも憲法改正という大きな問題、安保関連法とりわけ集団的自衛権の問題、さらには大きく変わろうとしている医療福祉の問題等についても冷静に議論していかなければなりません。
 外に眼を向けると、英国のEU離脱の問題も気になるところですし、テロによる心穏やかでない惨事は未だ続いています。
 群馬県保険医協会としては、私たち保険医にとっての前進は何か、県民・地域住民にとって何が正義かを冷静に見極め、発言し、行動していきたいと考えています。
 今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

■群馬保険医新聞2016年8月15日号