暑気払いが開催されました!
———– 
2008年7月31日、前橋市竜蔵寺町「クアトロ・アンジェロ」にて、暑気払いが開催されました。参加者は10名。美味しい料理を楽しみながら、賑やかなひと時を過ごしました。
まずは代表の塚田さんより挨拶、その後、事務局の栗原さんより会計報告と続き、そして各会員から、この会に参加して間もない会員に向けての自己紹介。そうこうしているうちに、運ばれてきました!美味しそうな料理が。アルコールもちょっぴり入っていたこともあり、用意された料理はいいペースで会員のお腹にと消えていきました。人間、美味しいものを食べている時って幸せですね。市議会議員の三森さんが「食べることは、長生きの秘訣」だと言っていましたが、まさしくそのとおりだと思います。新鮮で安全な食材を栄養バランスを考え調理し、楽しみながら美味しくいただく…。人が生きていく上での原点だなと改めて感じました。
食生活の話題だけではなく、さまざまな場所で起こるクレームには、どのように対応すればよいか?また、クレームに発展させないためにはどのような行動をとればよいか?という話題もヒートアップ。たった1つの言葉がとんでもないクレームに発生したことありませんか?この会に参加した会員より、実例を挙げてもらい討論。「クレーム」はありがたい忠告と受け止める(当事者で熱くなっている時は難しいですが…)、また、「クレームをつけてくる方と同じ目線で物事を考える」、このような意見が出てきました。前もって決められた議題を討論したわけではなく、自然とこのような話題が出てくる会です、「食生活を考える会」って。
今後の活動ですが、前回6月行った味の素様の「サラリア」(コレステロール対策のマヨネーズ)講演会が好評でしたので、9月に味の素様の競合企業であるQP様を招き講演していただくことを予定しています。日頃、私たちが当たり前のように使用している調味料類。それら商品の正しい使用法、製造現場の裏側、販売促進方法等、興味深いお話が聞けるかもしれません。そう思うと、今から楽しみです。少しでも興味が湧いた方は、是非、当会に参加してみませんか?
最後にとってもおいしい料理と場所を提供してくださいました「クアトロ・アンジェロ」の皆様、ありがとうございました。(文責 寺川)
コレステロール低下機能をもったマヨネーズ「サラリア」
第189回例会が、2008年6月26日に開催されましたので報告します。
講師は味の素商品開発部の藤岡さん。大変な物知りで、弁舌さわやか。
「メタボ」が流行語となった今日、サラダは健康食の代名詞ともいえます。
そのサラダに欠かせないのが調味料としてのマヨネーズ。
ところがマヨネーズというと、気になるのがその色からも連想されるように、卵黄をたくさん使っているために脂肪やコレステロール量が高いだろうということ。
マヨネーズの主な原料は、植物油、鶏卵、醸造酢の3つです。それに調味料・香辛料などが加えられています。全体の中では植物油の占める割合が多く、鶏卵のそれは思ったより少ないという印象を受けました。
ちなみに、実際にはマヨネーズ1回の摂取目安量15g中にコレステロールは11mgしか含まれておらず、日本人のコレステロール摂取量300mgと比較しても決して多いとは言えないようです(カロリーは15g当たり約100kcal)。
しかし企業としては、このネガティブイメージを払拭すべく、単にコレステロールを含まないマヨネーズではなく、コレステロール低下機能をもつマヨネーズの開発を計画しました。
その結果生まれたのが、今回の例会のテーマとなった「ピュアセレクトサラリア(以下、サラリア)」です。これによりこれまで業界で常に後塵を拝していた味の素が、キューピーに一矢報いる形となりました。
サラリアには、コレステロール低下機能をもつ食品素材として、植物ステロールエステルが採用されました。
コレステロールは、ミセルという親水性の粒子と結びついてはじめて小腸から吸収されます(ミセルと結合しないと吸収されません)。このコレステロールと構造が似ている植物ステロールエステルが存在すると、コレステロールの代わりにミセルと結合し、ミセルと結合しなかったコレステロールは吸収されずにそのまま排泄されます。
なお、ヒト試験においても植物ステロールエステルの副作用は報告されていないとのことです。
一方で、コレステロール低下機能があるとはいえ、食品である以上、おいしさを損なったら商品にはなりません。そこが開発陣の腕の見せどころであり苦労のしどころ。たしかにマヨネーズらしい味に仕上がっています。
加熱した際の焦げ色も重要なポイント。そのために卵黄型ではなく、タンパク質を含む全卵型を採用したそうです。
今日、各社よりカロリーハーフのマヨネーズも市販されていますが、概して味は本来のマヨネーズとは異なり、コクとまろやかさに欠けるといった印象をもちました。
ちなみに、サラリアのカロリーはハーフではありませんのであしからず。また値段は通常のものと比較しかなり高め。
また、コレステロールを効果的に下げるためには、1日大さじ1杯(15g)という摂取量を守ることも大事とのことです。
最後に、食品会社は商品の販売が第一で、国民の健康や食生活などへの配慮は二の次かと思っていましたが、さにあらず。
藤岡氏の話から、調味料といういわば食卓では脇役に回っている食品を作っている味の素が、国民の味覚形成にもしっかり取り組んでいることを知り、なんだかほっとしました。企業の収益を上げることだけでなく、社会に貢献してはじめて消費者から認められる、どの業界でも通じることですね。
さて、ライバルのQP社の製品についてもそのへんのコンセプトを聞きたいものですね。 (文責 清水)
———————————————————————————————————————————————————–
2008年度のスタートに当たって
食生活を考える会
代表 塚田 元樹
会員の皆様におかれましては、いかがお過ごしですか?
昨年は、トクホ(特定機能食品)から始まり、例年通りの群馬の食文化研究会の例会への参加、終盤になっては、世間で騒がれている、医療崩壊のシンポジウム等への参加と、色々あった年でした。
さて、今年のテーマをどうしようかと4月13日(日)、運営委員5人が集まり、話合いを持ちました。
結果として2008年度については、昨年に引続き「トクホ」を1つの柱として、もう少し追いかけてみようと言うことになりました。昨年話を聞けなかった企業に声をかけてみようと言うことになり、まず手始めに「味の素」あたりは、どうかと言うことになりました。
これは、「聞いてみたい!」という企業がありましたら、是非推薦してください。
よろしくお願いします。
また、もう一つの柱として、昨今の医療崩壊や、後期高齢者保険等の導入など、私達の健康的な生活の根本を揺るがすような制度も続々登場してきています。
『自分の健康は自分で守る』と言っても、こう頻繁に「理解不能の制度」がでてきては、もう真剣に勉強しなければなりません。
そんなわけで、保険医協会の行事とも相乗りしながら、この保健医療制度等についても、学習していく事になりました。
よろしくお願いします。
最後になりますが、会員同士の親睦を深める、暑気払い等についても、例年通り計画して行く事になっていますので、申し添えておきます。
学ぶときは、真剣に学び、楽しむときは、今年も一生懸命楽しみましょう。
追伸
毎度のお願いで、申し訳ありませんが、4月と言えば、「会費納入」の月です。
会の円滑な運営のためにも、是非納入を願いし致します。
会費納入のための振替用紙を同封させていただいておりますので、活用いただければと思います。
もちろん、例会に出席の折、納入いただいても結構です。
どうぞよろしくお願いいたします。