オンライン請求義務化の撤回を求めて

【2009. 1月 26日】

神奈川協会が提訴
オンライン請求義務化の撤回を求めて

 ◎原告団参加へのお願い

 2011年4月からレセプトのオンライン請求がすべての医療機関で実施されることになっている。保団連の調査では、オンライン請求が義務化されたら60歳以上の3割が開業医を辞めると回答しており、医療団体はこぞって従来のやり方によるレセプト請求も認めるよう要求してきた。しかし一向に埒があかないことから神奈川県保険医協会は義務化の撤回を求めて国を相手に提訴することを決めた。この問題で訴訟を起こすのは全国でも初めて。
 神奈川協会では1000人規模の原告団を結成し、世論に訴えたいと群馬協会にも協力を要請。当会では12月理事会での協議を経て、会員に原告団への参加を呼びかける文書を送った。
 職業の存続にまで重大な影響を与える法改正が、国会の審議を経ず厚労省令で決められた。この省令に従う義務があるかないかという解釈が裁判の争点になる。
 12月26日の結成集会を経て、一月中に提訴の予定。原告団への参加申し込みは1月31日まで受け付ける。
詳細は神奈川県保険医協会まで(電話045-453-2411)。
■群馬保険医新聞2009年1月号