保険医協会会員のための新点数検討会
前橋・太田の2会場で、医科歯科同時開催
今回の診療報酬改定は、再診料が病院・診療所ともに69点に統一され、病院はプラス9点、診療所の再診料が2点引き下げられました。
医療経済実態調査で収支差額が赤字の医科診療所は、07年6月調査では約17%でしたが、09年6月調査では約28%に急増しています。この改定幅では医療の再生産すら困難な診療所が増えてしまいます。
今回、再診料以外にも検査や処置、アナログでのX線撮影料等も引き下げられました。
一方歯科では、診療報酬本体で2.09%の引き上げとされますが、歯科医療機関の深刻な状況を解決できるものではありません。初・再診料、歯周治療の2回目以降、麻酔、有床義歯等の基礎的技術料、歯科技工士雇用の評価新設などのプラスに対し、スタディモデルの包括、歯科疾患管理料の点数引き下げが行われました。また臨床現場とは大きく乖離した新たな矛盾と困難が医学管理に持ち込まれ、危険度の高い改定といわざるをえません。
群馬県保険医協会では新点数検討会を下記の通り行います。今年は会員の要望に応え、東毛地区でも開催します。従業員・スタッフの参加も歓迎します。参加ご希望の方は、添付の申込書にご記入のうえ、群馬県保険医協会事務局まで ファクスでお送りください。また当協会の会員ではない先生は、この機会にどうぞご入会を。
問い合わせは、群馬県保険医協会事務局(電話027-220-1125)。
【前橋会場】
3月25日(木)PM7:30 県生涯学習センター
前橋市文京町2-20-22 (電話027―224―5700)
・医科/1階多目的ホール ・歯科/4階研修室
【太田会場】
3月28日(日)PM1:30 休泊行政センター
太田市龍舞町4053 (電話0276―49―0201)
・医科/1階多目的ホール ・歯科/2階研修室
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