保険医療の指導に警察力?
―群馬県保険医協会理事会として 厚労相に抗議
7月に厚生労働省が省内の職員対象に行った「政策コンテスト」で、現役の同省保険局医療指導管理官より「指導監査に犯罪捜査のプロの活用を」との提案がだされ問題となっている。
保団連では「法を守るべき公務員の立場を逸脱している」と9月2日面談の上抗議を申し入れたが、厚労省側は「この提案は悪質性の高い医療機関への対応について提案されたもので、これにより犯罪者扱いされていると思われたのであれば申し訳ない」としつつも、提案事態に問題はないとの態度に終始している。
全国各協会からこの対応に憤激の声があがり、提案者である向本時夫医療指導管理官を「罷免せよ」との声も。
9月9日の群馬協会理事会でも声明を出すことを決め、厚労相あてに声明文 声明20100915 (←クリック) を送付した。